ナガノさんのMOGUMOGU食べ歩きくま2巻 仙台編の舞台を探訪してきましたので、ご紹介します。
前回は仙台駅周辺のお店をご紹介しました。今回は松島周辺のお店です。
MOGUMOGU食べ歩きくま
ナガノさんの連載作品「MOGUMOGU食べ歩きくま」はPC、スマートフォンアプリ上で漫画が読めるDモーニングのコンテンツの1つとして配信されていました。
(連載は2020年、3巻分までの掲載をもって一旦終了しています)
1巻が2019年1月に、2巻が2019年11月に発売されており、私はKindle版を購入しています。
2021年8月に3巻が発売予定です。
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そのうち、2巻の第17回は宮城県仙台市(と、宮城県松島町)の回、「週末日帰り仙台」。
(MOGUMOGU食べ歩きくまの回数は1巻から続き番号になっていて、2巻は11回から始まります。つまり、2巻の第7話です。)
Dモーニング27号に
「MOGUMOGU食べ歩きくま」の17話が掲載されました!🎉今回は仙台日帰りの旅🚅
MOGUくまで電車の旅はおそらく初めてです。https://t.co/0Dn3iJQ4th単行本1巻も発売中です!📘https://t.co/UWQPsvjyZi pic.twitter.com/n2RQdr03Io
— ナガノ (@ngntrtr) June 6, 2019
今回は、「週末日帰り仙台」で紹介されたうち、松島周辺の場所を探していきます。
※基本的にMOGUMOGU食べ歩きくま2巻をお持ちの方を対象にしています。Twitterで掲載された部分を除き、本の中のコマを画像で紹介することは行いません。
仙台周辺のお店は、前回の記事でご紹介しています。
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松島周辺の地図
「週末日帰り仙台」で紹介された場所は仙台駅周辺、および、松島周辺です。
タイトルでは「仙台」とまとめて書かれていますが、松島は宮城県松島町にあり、仙台駅から電車で40分弱かかります。
宮城県外から公共交通機関で仙台へ向かうには、新幹線で仙台駅へ向かうか、飛行機で最寄空港の仙台空港に向かうことになります。
(仙台空港から仙台駅までは電車で25分で移動できます)
仙台駅から松島(JR松島海岸駅)までは、JR仙石線(せんせきせん)で40分弱で移動できます。
往復共に1時間に2本程度の便がありますので、仙台から日帰りも十分に可能です。
(漫画の中は東京方面から仙台、松島を日帰りで旅行しています)
松島周辺の地図
松島周辺では、食べ歩きのお店、名所がいくつも紹介されていました。
(「緑色の星」がご紹介しているお店です)
・五大堂(透かし橋)
・pansee松島店(カレーパン)
・松華堂菓子店(プリン、カステラ)
・BAY-OYSTER(牛タンのおつまみ)
松島近辺のお店探訪
作者ナガノさんが仙台編の中で「仙台といえば・・・」で思いついた訪問先の松島。
(思い切りWikipediaの受け売りですが)松島は日本三景の1つにも選ばれている、宮城県松島市にある諸島です。
(日本三景の残り2つは京都府の天橋立と広島県の厳島)
(写真に「諸島」感がないですが)
島々を巡るクルージング船がたくさん運行されているほか、重要文化財にもなっている仏堂「五大堂(ごだいどう)」、松尾芭蕉も参詣した大きなお寺「瑞巌寺(ずいがんじ)」(国宝にもなっています)があるなど、楽しみどころが沢山ある観光地です。
松島を観光するには、電車でJR松島海岸駅を目指します。
松島海岸駅から、漫画で紹介されたお店、クルージング船の乗船地などが集まる場所までは歩いて10分もかかりません。
漫画にも登場した「ようこそ松島へ」の塔もあります。
透かし橋
上でも触れた、松島諸島の1つに建っている五大堂。
無料で参詣できる仏堂なのですが、ここまでの道のりにある橋が透かし橋です。
漫画では名称は出てきませんが、「すき間の大きい橋」として書かれた橋のことです。
(5ページ目の橋が出てくるコマで、右奥に描かれた建物が五大堂です)
これが透かし橋。
漫画にもある通り、橋と橋の間に見える溝は全て空洞です。
橋と水面(海)の距離はそんなに遠くない(5m程度でしょうか)のですが、確かに落ちるところを想像すると怖いです。
1本道なので、通る人が多い場合には、自然と片側が往路、もう一方が復路になります。
大きい橋ではないので問題なくすれ違えるのですが、傘を差しながらすれ違うには狭いため、雨が降っているときは少し緊張しました。
pensee松島店(カレーパン)
漫画の中で店名は載っていませんが、「カレーパン」の看板が特徴的なお店。
pensee(パンセ)松島店だと思われます。
pensee松島店
住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内75番地14 松島玉手箱館1階
営業時間:AM10:00~PM5:00(平日)、AM9:00~PM5:00(土日祝)
この黄色い看板!間違いなさそうです。
カレーパンには牛タンカレーパンと、牡蠣(カキ)カレーパンがありました。
値段はどちらも300円(税込み)。
まずは牡蠣カレーパン・・・
カリカリの衣の中に、カキが沢山入っています。
カキの実が大きいのでわかりやすいのですが、火も通っているので食べづらさは全くありません。
次に、牛タンカレーパン。
牛タンに合わせてルーも(牡蠣とは)別のものが使われているのが分かりますね。
写真だとわかりにくいですが、食べる毎に牛タンが出てくるので、得した気分になります。
どちらもカレーの辛味が強すぎないので、誰でも食べやすいと思います。
袋の色から見ると、漫画の中で食べていたのは、(白い袋の)牛タンカレーパンかもしれません。
松華堂菓子店(プリン)
漫画で「おしゃれな建物発見」と紹介されていたお店。
松華堂菓子店(しょうかどうかしてん)です!
松華堂菓子店
住所:宮城県宮城郡松島町松島町内109
営業時間:AM10:00~PM5:00(火曜定休)
1階が物販、2階が喫茶店になっています。
店内は自然光を大きく取り入れる構造で、照明は最小限に抑えています。
とてもおしゃれで、雰囲気がすごく良いです。
(仙台編の「松華堂菓子店」と書かれたコマに近い写真です)
お店で有名なのはカステラなのですが、ナガノさんが注文したのはプリンと黒豆茶。
(プリンは単品490円、黒豆茶は580円)
「ほれぼれする見た目・・・」と紹介されている通り、とってもきれいな見た目のプリン。
席が窓側にあるので、外からの光でカラメル部分の美しさが際立ちます。
銀色の器も良い味を出しています。
少し苦みのあるカラメルもあり、まさに「大人のプリン」という味に仕上がっています。
松島の海岸を眺めながら食べられる、とても良い席。
黒豆茶も、清潔感がある器も含めて雰囲気があります。
急須の中には黒豆がそのまま入っています。
せっかくなので、お店のおすすめ、カステラも注文(単品450円)。
正統派な感じのカステラが出てきました。
大きすぎず、デザートにちょうど良さそうな大きさです。
甘すぎることなく、プリンと同じで上品な味です。
裏側のザラメが残っている部分。これがまた甘くておいしかった!
お店は満席になっていることが多く、その場合は名前を書いて順番待ちすることになります。
1階のお土産商品を見ながら待つこともでき、お店の方に告げると、呼び出し用のベルを貰えます。
ナガノさんと同じ味、景色を味わえる、是非訪れて欲しいお店です。
BAY OYSTER
仙台編の終盤、「仙台と言えば・・・」で挙げられた候補の牛タンを食べていないことに気づき、急いで少しだけ食べた牛タンのお店。
これは、BAY OYSTERというお店。(OYSTER=オイスター は牡蠣のことです)
右に見える門が、国宝になっている瑞巌寺の入り口になっている門です。
BAY OYSTER
住所:宮城県宮城郡松島町相国寺門前町町内75-16
営業時間:10:30-17:00(平日)、10:00-18:00(休日)
「おつまみ的な牛タン」として紹介されているのが、牛タン切り落とし(860円)です。
一口で食べやすい牛タン。
塩コショウで味付けされています。
付け合わせの青唐辛子味噌は、牛タンの定番の付け合わせです。
仙台のお店で牛タンを食べると、青唐辛子味噌が添えられていることがほとんど。
そのまま食べても美味しいですが、途中で味を変えて食べるのも美味しいですね。
このお店で食べたかどうかはわかりませんが、お店の名前にもなっているカキ(牡蠣)も頂くことに。
カキ5個と、ドリンク1つがセットになったハッピーオイスターというメニュー(税込み1,680円)がおすすめです。
カキは好みで生、焼きの個数を選べるので(1個を生、4個を焼き、など)、この機会に生ガキに挑戦するのも良いのではないでしょうか。
BAY OYSTERの隣にある瑞巌寺への門。
瑞巌寺の拝観は有料ですが、庭には誰でも入ることができます(写真の奥に瑞巌寺があります)。
とても広々とした敷地に一直線に伸びた道がとても気持ちよく、こちらも見る価値がありました。
仙台ロフトで「ご当地限定くま」グッズ
仙台駅近くの仙台ロフトでは、ご当地限定くまのアクリルキーホルダーも購入できます(2021年7月確認)。
伊達政宗の鎧(三日月型の装飾が特徴)を着てずんだ餅を食べるくまは、MOGUMOGU食べ歩きくま 仙台編の中でも登場していました。
発売当時(自分ツッコミくまのコラボカフェ開催時)には品切れ続出していたのですが(私も買えませんでした)、再入荷もしている様です。
在庫がいつまで残っているか、再入荷があるかはわかりませんが、仙台を訪問する際はぜひ探してみてください。
まとめ
MOGUMOGU食べ歩きくま 仙台編から、松島周辺のお店をご紹介しました。
「(作者の)ナガノさんと同じものを味わっている」という感覚がとにかく嬉しく、楽しい旅になりました。
ちなみに、名物だけあって、仙台駅、仙台周辺の至るところで牛タン弁当を買えます。
(刻みが入った大きな牛タンが特徴)
駅弁にもなっているので、こちらも是非食べてみてください。
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