ナガノさんのMOGUMOGU食べ歩きくま1巻 台湾編(4回)で登場する包子(パオズ)と牛肉麺(ぎゅうにくめん、ニュウロウメン)のお店を探訪してきました。
※該当のフードコートが閉鎖しているので、2020年2月現在訪問できる系列店を探してご紹介しました
MOGUMOGU食べ歩きくま
ナガノさんの連載作品「MOGUMOGU食べ歩きくま」はPC、スマートフォンアプリ上で漫画が読めるDモーニングのコンテンツの1つとして配信されています。
1巻が2019年1月に、2巻が2019年11月に発売されており、私はKindle版を購入しています。
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そのうち、1巻の第4回、第5回は台湾の回。
Dモーニング27号に
「MOGUMOGU食べ歩きくま」の4話が掲載されました!🍙今回はツイッターでも少しご紹介した台湾です🍜
描いてて台湾に行きたくなりました😊https://t.co/0Dn3iJQ4th
(Dモーニングは月額500円です)食べ歩きくま1話試し読みhttps://t.co/n3AquMOFRQ pic.twitter.com/uVIVNxvybe
— ナガノ (@ngntrtr) June 7, 2018
今回は、第4回の中で出てきた包子(パオズ、黒くて大きな目が付いた点心)、牛肉麺(ニュウロウメン、名前の通り牛肉の入った麺)のお店をご紹介していきます。
※基本的にMOGUMOGU食べ歩きくま1巻をお持ちの方を対象にしています。Twitterで掲載された部分を除き、本の中のコマを画像で紹介することは行いません。
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包子と牛肉麺のフードコートは閉鎖している
包子と牛肉麺が紹介されているのは、第4回(台湾編の1回目)の4ページ目からです。
本の中の情報から、このフードコートは中山駅近くの「FAVTORY快.食.尚」であると推察できます。
…が。この「FAVTORY快.食.尚」、2020年1月現在、閉店しています。
まずはこの場所の確認をしていきます。
3ページ目、ヌガーを購入したホテルオークラ。
このホテルオークラも中山駅のすぐ近くにあります。
※2019年1月に撮影した写真です
このオークラプレステージホテルの店内(宿泊者でなくても入れます)で、MOGUくまで紹介されていた(正確には売り切れで買えなかった)ヌガーを購入できます。
下の写真は今回(2020年1月)撮影していますが、この一番右に写っているのが、上でご紹介したホテルオークラ。
閉店したフードコート「FAVTORY快.食.尚」は、道路を挟んで左側のブロックにありました。
このブロックの中で、写真の中央下段に日本でもお馴染みのダイソーがあります。
ダイソーの左側にあったのが「FAVTORY快.食.尚」なのですが、今はコスメ専門のお店になっていました。
ちなみに「ホテルに帰ってから食べるのを楽しみに…」のコマに出てきた青い看板は、「FAVTORY快.食.尚」があった更に左奥にあるドラッグストア、WATSONS(ワトソンズ、漢字では屈臣氏)と考えられます。
※MOGUMOGU食べ歩きくま1巻 第4回 3ページ目、最後のコマとだいたい同じ
…と、ここで終わるわけにはいきません。
ナガノさんと同じ包子と牛肉麺を食べるために系列店を探していきます。
包子は「参和院」で食べられる
閉鎖してしまった「FAVTORY快.食.尚」では、「風車」というお店で包子を注文することができました。
「風車」はもうないのですが、包子で有名な「参和院」というお店の系列店であることがわかりました。
2023年1月追記:2023年1月時点で訪問できるのは、桃園華泰店と、高雄義大店の2店舗のみです。
参和院 桃園華泰店
参和院 高雄義大店
※下記2店舗は2023年1月現在は閉店しています
参和院は台北のアクセスが良い場所に2店舗あります。
旗艦店は忠孝敦化駅の近くにあります。
もう1店舗は台北小巨蛋駅の近くにあります。
今回は、台北小巨蛋駅の近くの店舗(微風南京店)に行ってみました。
微風(Breeze)は台北にいくつもあるショッピングモールです。
微風南京店の中にはお馴染みの無印良品も入っています。
参和院を目指して地下へ。
フロア全体に飲食店が入っていて、おぼんdeごはんなどのお店もありました。
参和院に到着。
MOGUMOGU食べ歩きくまで紹介されていた黒い包子は、「小黑咻咻包」という名前です。
1個で頼むと47台湾ドル(2020年1月時点で約167円)、3個セットだと127台湾ドル(約456円)です。
今回は「小紫嘟嘟包」という、タロイモベースの包子も一緒に頼んでいます。
ゲームのぷよぷよに見えてきました。
中身はピーナツバターベースの餡子が入っています。
目の部分は別パーツで盛り上がっているのがわかります。
紫の「小紫嘟嘟包」。
こちらの中身はお餅になっています。
他にもハリネズミを模した「刺蝟叉燒包」というメニューもあります。
(上の2つと同様に大人気のメニュー)
金額は少し高く、1個で頼むと57台湾ドル(2020年1月時点で約203円)、3個セットだと137台湾ドル(約488円)です。
2020年2月9日追記:渋谷スクランブルスクエアに参和院が出店しているのですが、ここでナガノさんご自身も上記のハリネズミを食べているとのこと!
参和院のパオはりねずみ pic.twitter.com/FcOnzZDGk8
— ナガノ (@ngntrtr) February 9, 2020
針の見た目から想像できる通り、パリパリな皮なので食べるときには「バジャ」となります。
そのほかにもチャーハンも定番メニューの様です。
(美味しいのですが、意外と量が多いので注意です)
くまつながりで、こんなドリンクも…
牛肉麺は「老董牛肉麺」で食べられる
今度は牛肉麺です。
この牛肉麺は「老董牛肉麺」のものであると考えられます。
※2023年1月 営業確認
「老董牛肉麺」も台北では有名なお店で、MRT(地下鉄)を使用して簡単に訪れることができます。
雙連站(双連駅)の2番出口を出てすぐのところにあります。
自分でも信じられないのですが、お店の前の写真を撮影し忘れると言う失態を犯したので、Googleストリートビューで代用させて頂きます。
(ストリートビューで視線を左側に移すと、すぐに地下鉄双連駅の2番出口が見えます)
メニューには日本語も書かれています。
左上の「上品清燉牛肉麺」、「蕃茄半筋半肉麺」は受賞歴もある人気メニューとのこと。
また、注文方式は(台湾によくある)メニューにチェックするタイプです。
一番オーソドックスな「三寶牛肉麺(三宝牛肉麺)」250台湾ドル(2020年1月時点で約892円)を注文。先払いでした。
到着。
5ページ目の牛肉麺と比べると「辛い豆板醤ぽいもの」が乗っていないので、全く同じではなさそうですが…
器の柄(縁にある「米」っぽい柄)がよく似ていますので、間違いなさそうです。
2023年1月追記:「辛い豆板醤ぽいもの」はセルフサービスで載せる香辛料でした(お皿右上)
やわらかい牛肉がたくさん入っています。
MOGUくまの中でも書かれている通り、癖がなく食べやすい味でした!
おまけ かき氷 路地 氷の怪物
MOGUMOGU食べ歩きくまには書かれていないのですが、ナガノさんは別の機会に、かき氷屋の「路地 氷の怪物」も訪れています。
こちらも合わせてご紹介。
※2023年1月時点で閉店していることを確認しています
路地 氷の怪物は、MRT忠孝復興駅から徒歩4分の位置にあります。
お店の外観です。
思い切り日本語が使われています(笑)
何やらキャラクターが…(包子に似ている)
外観からしてとてもユニークなお店ですが、注文方法もかなり特殊です。
まず、下の写真の右にある名刺サイズのカードから1つを選びます。
これが、メインとなるかき氷の味を決めることになります。
ナガノさんが選んだのと同じタイプのかき氷(ミルク)。
その後、左側の5×5のトッピングから2つを選んで…
台の上を見ると、同じく5×5で配置されたスタンプ。
選んだ2種類のトッピングに対応するスタンプを、最初に選んだカードに押していきます。
ナガノさんのInstagram写真と同じく、ミルクのアイスと、トッピングにソフトクリーム、白玉小豆を選んだ例です。
これを店員の方に渡して支払い(前払い)すれば注文完了です。
支払いにはクレジットカードも使用できました。
到着!
このセットで200台湾ドル(2020年1月時点で約713円)。
かき氷というよりは、アイスをかき氷状にした感じで、食べ応えがあります。
台湾らしく、滑らかな舌触りでした。
店内の至る所に怪物(?)がいます。
おしゃれで清潔感がある店内。
冬なので空いていましたが、夏はかなり込み合うことが想定されます。
2階にも席があるのですが、ここにも怪物たち(笑)
スペースを広く使用した和室の席までありました。
まとめ
MOGUMOGU食べ歩きくま1巻の台湾編から包子と牛肉麺のお店(と同じものが食べられる場所)をご紹介しました。
台湾に行く機会がありましたら、是非同じものを味わってみてください。
士林夜市は下の記事でご紹介しています。
十分(じゅうふん、シーフェン)は下の記事でご紹介しています。
九份(きゅうふん、ジォウフェン)は下の記事でご紹介しています。
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