ナガノのくま・ちいかわ

くまのむちゃうま日記 「ぐんぐん」食感の麺を体験! 山本屋総本家の普通煮込うどん(味噌煮込うどん)

2022-11-05

ナガノのくま(自分ツッコミくま)ナガノさんをまねて、山本屋総本家普通煮込みうどんを食べた記録です。

ナガノさんのツイートと山本屋総本家、普通煮込みうどんについて

ナガノのくま(自分ツッコミくま)ちいかわの作者、ナガノさん(@ngntrtr)の食リポ漫画、MOGUMOGU食べ歩きくまと、くまのむちゃうま日記

MOGUMOGU食べ歩きくまは、2020年、3巻分まで、雑誌 モーニングの電子版、Dモーニングにて連載されていました。現在は単行本、Kindleで読むことが出来ます。

MOGUMOGU食べ歩きくまの連載終了後も、ナガノさんTwitterでは、食リポのイラスト(または漫画)が不定期に投稿されています。
(スターバックスの期間限定ドリンクが紹介されることが多い)

イラストの可愛さ、独特な擬音(フラペチーノを吸うときの音は「ズゴー」)はMOGUMOGU食べ歩きくまとほとんど同じ。

このTwitter漫画をまとめて2022年に発売されたのがくまのむちゃうま日記です。
(むちゃうま手帖付き特装版、通常版、Kindle版があります)

くまのむちゃうま日記にはMOGUMOGU食べ歩きくまのときの様に同じ地域で食べ歩くという要素はありませんが、ナガノさんの独特な感性を感じられる面白さは健在。現在でも、この不定期投稿を楽しみにしています。

ナガノさんのツイート「味噌煮込みうどん」

今回はこの不定期投稿から、味噌煮込みうどんの回に焦点を当てます。

この回では、愛知県名古屋市を舞台に味噌煮込みうどんを本場で食べる様子が描かれています。
アツアツの味噌煮込みうどんを食べて、ナガノさん好みの硬さの麺、味噌のスープの味に感動した話が1ページにまとめられています。

ナガノさんらしい味、触感の表現も健在です。
食べたことが無い私としては、硬い麺の食感の「ぐんぐん」、「味噌のノドにギンとくる感じ」という表現がとても気になります。
いつもながら、くまがおいしい物を食べて泣いてしまうところも良い!

ちいかわの森@名古屋パルコ

なぜナガノさんが名古屋に行ったかというと、同時期に名古屋パルコで開催されたちいかわの森のためだと思われます。

ちいかわの森は、2021年6月から10月にかけて池袋、札幌、名古屋、広島、心斎橋のパルコで順次開催された、ちいかわの展示・グッズ販売のイベント。ちいかわ、ハチワレ、うさぎが、ピクニックの途中で入った森での出来事を、参加者が一緒に楽しむという設定です。

「森」専用の漫画、ちいかわ達の立像、ちいかわ診断、草むしり体験などは、どの会場でも同様に楽しめます。これに加えて、それぞれの会場で、パネルにナガノさん直筆の書き込みが追加されていて、ファンはこれを楽しみに訪問していました。

ということで、ナガノさんは、パネルへの書き込みをするために各会場に訪問していることになります。

上記のTwitter漫画の投稿が2021年8月11日。名古屋のちいかわの森の開始日が2021年7月30日。
ちいかわの森への訪問に合わせて、漫画の舞台になった山本屋総本家に訪問したと考えるのが自然だと考えています。

山本屋総本家の普通煮込みうどん

味噌煮込みうどんは、愛知県の代表的な麺料理の1つ。八丁味噌(こちらも愛知県の調味料)で作った汁に、うどんを入れて作ります。(農林水産省のページにも記載がありました)

Wikipedia(味噌煮込みうどん)によると、名古屋には山本屋総本家、山本屋本店、山本屋大久手店など、複数の「山本屋」があります。それぞれ別の会社なのですが、ルーツは一緒の模様。

その中でナガノさんが訪問したのは、このうちの山本屋総本家
大正十四年(1925年)創業、味噌煮込みうどんを提供するお店の代表格の1つです。

山本屋総本家で提供される味噌煮込うどんのうち、もっともオーソドックスなものが、ナガノさんも頼んだ普通煮込うどん
その他にも卵入煮込うどん、かしわ煮込うどん、親子煮込うどん、カレー煮込うどん、などの種類があります。

山本屋総本家は名古屋市内に5店舗(本家、名鉄百貨店、松坂屋店、タワーズ店、金シャチ横丁店)ありますが、どのお店でも普通煮込うどんは提供されている様です。

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普通煮込みうどんに挑戦

せっかくならナガノさんと同じお店で……ということで!
山本屋総本家のうち、ナガノさんが訪れた松坂屋店に向かいます

名前の通り、老舗デパートの松坂屋の中にある店舗です。

山本屋総本家 松坂屋店

住所:愛知県名古屋市中区栄三丁目16番1号 松坂屋名古屋店本館9階
Web:http://yamamotoya.co.jp/shoplist/(山本屋のWebページ内、飲食店舗一覧のページ。全店舗共通URLです。)

松坂屋名古屋店。でかい!

山本屋総本家は、松坂屋名古屋店 本館9階にあります(他に南館、北館があります)。

松坂屋の中にあるお店というだけあり、厳か、かつ清潔な佇まいの外観です。

ナガノさんがこの暖簾(のれん)をくぐったのだ……(漫画で描かれているのは内側です)

入り口横にあるショーケースには、リアルなサンプルがありました。(普通煮込うどんのサンプルはない様です)

お店に入り、頂いたメニューから(少し考えるふりをして)普通煮込うどん(税込み1,210円)を注文。
少し経ち、おぼんと土鍋が届きました。

土鍋のフタはあえて少しずらされていて、届いた時点で味噌のスープが見えた状態で届く演出がすばらしい。
ちょうど良い写真が撮れなかったのですが、まだ沸騰していて、ボコボコと気泡が出ています。

これが普通煮込うどん
(私はかけ忘れてしまったのですが)当然の様に一味唐辛子をかけているところもナガノさんらしい。

濃い色をした味噌のスープと麺、ねぎ、油揚げ、かまぼこと、「シンプル」な具材で構成されています。

生の麺を直に煮る「煮込みうどん」のためか、麺にもしっかり色が付いています。

(漫画にもある通り)確かに硬めで、芯が残っている食感がありました。
これが「ぐんぐん」……!

スープは思った以上にシンプルで、濃いめな味噌の味(のどにギンとくる感じ)。
こういう味噌の食べ方があるのか……

沸騰した状態で届くスープが土鍋で保温されるので、熱い状態が最後まで続きます。
土鍋のフタを小皿として使うのも、公式の食べ方で間違いない様です。どの具材にもしっかり味が染みていて、小皿に取り分けてもおいしく食べられます。

「寒さの中 食べてみたいな」に納得しながら、(土鍋が熱いので)レンゲで一生懸命スープをすくって飲みました。

一緒に頼んだアイスクリーム。
アイスに小豆が載っているのは珍しいことではないのに、なんとなく名古屋っぽさを感じました。

真上から照明が当たっているので、くまの体調がちょっと悪そうになってしまいました。

まるで二日酔いのくりまんじゅうの様……

まとめ

ナガノのくまナガノさんのTwitter投稿漫画から、山本屋総本家普通煮込うどんをご紹介しました。
味噌煮込うどんを初めて食べた楽しさと、漫画と同じものを食べた嬉しさが合わさり、とてもいい思い出になりました。

今回はちいかわ飯店@名古屋パルコナガノマーケットNAGOYAへの訪問に合わせているので、ナガノさん尽くしの時間を過ごすことが出来ています。

(ちいかわ飯店が開催されている)THE GUEST Cafe & diner、ナガノマーケットNAGOYAがある名古屋パルコは、山本屋総本家 松坂屋店から徒歩5分の位置にあります。
ナガノさんが山本屋総本家の中でも松坂屋店を選んだのも、これが理由なのかもしれません。

せっかく名古屋に訪問したので、「小倉コロッケ」に倣って小倉トーストも頂いています。

このためだけにオーソドックスな見た目の小倉トーストを食べられるお店を探しました。(喫茶モーニングという有名店です)

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