カナヘイの小動物

[カナヘイの小動物] ゆるっとテディベア・ミュージアム Part4 - 冬のミュージアム - 会場の様子をご紹介(伊豆テディベアミュージアム)

2022-12-31

カナヘイの小動物テディベアミュージアムのコラボイベント、ゆるっとテディベアミュージアム Part4(伊豆テディベアミュージアム) - 冬のミュージアム - 会場の様子をご紹介します。

ゆるっとテディベアミュージアム Part4(伊豆テディベアミュージアム)イベント概要

カナヘイの小動物テディベアミュージアムのコラボイベント、ゆるっとテディベアミュージアム Part4で「冬のミュージアム」展示が開始されました。

2022年7月から開催されているPart4が、12月14日から展示内容を一部変更している、とのこと。これは行くしかない!

Part4前半の様子は、下の記事でご紹介しています。

ゆるっとテディベアミュージアムについて

ゆるっとテディベア・ミュージアムは、2019年から断続的に開催されてきたイベント。

伊豆(静岡県伊東市)、那須(栃木県那須郡)にあるテディベア・ミュージアムで、カナヘイの小動物の代表的キャラクター、ピスケうさぎがアルバイトをしている様子がぬいぐるみで表現され、展示されています。

参加する度に、作者 カナヘイさんのイラストの雰囲気とぬいぐるみの可愛さが絶妙に融合した、素晴らしい作品に感動しています。イベント限定のぬいぐるみ販売も人気の理由の一つ。

イベント名に付いている「Part4」は、「4回目の開催」というよりは「ストーリー第4弾」という様な意味合いだと思います。
これまで、Part1~Part3が、伊豆、那須で変則的に開催されてきました。

・Part 1(2018~2019年 伊豆、2019年 那須)
ピスケ&うさぎがテディベア・ミュージアムでテディベア作りのアルバイトを始める。(YouTube動画
那須編ではテディベア作りの腕を見込まれたうさぎが受付ベアたちのテディベアを制作。加えて、アルバイトの一環で、庭の手入れ(トピアリーづくり)を始める。

・Part 2(2020~2021年 那須、2021年 伊豆)
ピスケ&うさぎがミュージアムの併設カフェでクッキーづくりのアルバイトを始める。

・Part 3(2021~2022年 那須のみ)
うさぎが作ったテディベアがミュージアムの売店でヒット商品に。工房での生産が始まる。

・Part 4(2022~2023年 今のところ伊豆のみ)
テディベアミュージアムに野生のベアが来訪し、ピスケ&うさぎがおもてなし。

Part1、Part2は伊豆、那須の両方で開催されましたが、Part3は那須のみの開催となりました。

Part4は、伊豆テディベア・ミュージアムでの開催です(那須でもPart4が開催されるかは不明)。

伊豆テディベアミュージアム公式Webでの情報です。

開催場所:伊豆テディベアミュージアム(静岡県伊東市八幡野1064-2)
開催期間(予定):2022/07/22~2023/04/14(冬のミュージアム 2022/12/14~2023/2/13)
URL(カナヘイの小動物):https://kanaheis-small-animals.jp/news/2022/07/185/
URL(那須テディベアミュージアム):https://www.teddynet.co.jp/izu/

ゆるっとテディベアミュージアムの見どころ(ゆるっとテディベアミュージアム Part4 冬のミュージアム)

※館内は写真撮影可能ですが、多くの方に行っていただきたいので、Part4のメインとなるぬいぐるみ展示の写真は最小限に留めています。ご理解下さい。

「冬のミュージアム」について

「冬のミュージアム」の展示は、メインとなるPart4(Part3 + α)の展示はこれまでのまま、テディベアミュージアム内の至る所に冬の要素が加わったものになっています。

「冬」らしく、雪を使ったイラスト、展示が追加されています。
メインストーリーの進行はありませんが、ゆるっとテディベアミュージアムの目玉であるぬいぐるみ展示も、少し追加されています(旧展示もあり)。

また、「ゆるっと」テディベアミュージアムとは直接関係ないのですが、開催場所であるテディベアミュージアムの愛あふれる展示も少しご紹介します。

屋外展示

ミュージアムショップ前

伊豆テディベアミュージアムへの行き方は前回の記事(Part4の初回)でご紹介しているので、割愛しています。

伊豆高原駅から歩いて行った場合、最初に目に入るミュージアムショップ。ここは近年になって増築された場所で、売店とワークショップ会場を兼ねた大きな建物です。
ピスケ&うさぎコラボの展示は少し進んで敷地内に入った先にありますが、建物自体は繋がっています。

訪問したのが12月だったので、ショーケースの中もクリスマスに合わせた装いに。もしかしたら、冬のミュージアムの期間中も、クリスマスが過ぎたら様変わりしているかもしれません。

いろいろなタイプのテディベアと肩を並べて、うさぎが作ったテディベアも展示されています。

入り口前で賑やかにしているのは、Part4でテディベアミュージアムを訪問した野生のベア(団体客)をおもてなししているピスケ&うさぎ。
前回(冬のミュージアム より前)から変更はないのですが、精いっぱいおもてなしする2匹の姿に笑顔がこぼれます。

敷地内

敷地の中へ進みます。
ピスケとうさぎが働いている姿を垣間見られる中庭。ここから「冬のミュージアム」が始まります。

パッと見た感じは前回訪れたときと大きな変化はないのですが……

周囲を見ると、積もった雪で雪遊びをするピスケ&うさぎの姿が。(遊んでいるのはうさぎだけで、ピスケは雪かきをしているのかも)

「おちゃらけ」担当のうさぎですが、意外と無邪気に遊ぶ様子を見ることもなかった様な……

ここで2匹が作った雪だるまは、「ゆるっとMUSEUM」の看板の近くに置かれた様です。

この看板、普段はピスケが手入れをしてくれているものです。

ピスケ、うさぎ、どちらが作ったかは明白ですね(笑)
こちらはピスケ作。テディベアも含め、ピスケが作ると、どうしてもちょっと潰れたフォルムになってしまう様です。

うさぎ作の雪だるま。こちらは見事な出来です。

……と、冬らしい展示もあるのですが、雪が降らない日には、普段どおりの働きぶりを発揮している様です。(こちらも今回撮影したもの。ちりとりを抑えるピスケが愛おしい。)

テディベアミュージアム 展示室

中庭の雰囲気を堪能した後、ピスケとうさぎのぬいぐるみが展示されている建物へ。
ここで入場料(大人1,500円、小学生800円)を支払います。

入り口付近

受け付け担当の大きなテディベアたちも、思いっきりクリスマスしています(笑)
このデスクは人間サイズと書けば、このベア達の大きさが伝わるでしょうか。しかも、本をもったベアは可動式です。

前回訪れた時と比べると、違いは明白。

ということは、ピスケ&うさぎはどこへ……?

……こちらにいました!
Part4のぬいぐるみ展示が始まる直前の場所に陣取って、お客さんをお出迎え。

撮影スポット

Part4の展示前半を過ぎた中間地点。
ここにある撮影スポットも、前回から大きく様変わりしていました。

中庭にいたうさぎ作の雪だるまのぬいぐるみも登場。
中庭のものとは異なり、帽子は本当のバケツを使用して作られています。

撮影スポットは、ピスケ&うさぎ作のかまくら、今回の新作ぬいぐるみと一緒に写真を撮れる様になっています。

ここには冬から販売されている、新作ぬいぐるみも置かれています。
自作の雪だるまを満足気に抱えるピスケ&うさぎと、更に小うさぎのぬいぐるみが加わりました。
(商品名から、呼び名は「白い小うさぎ」であることが判明)

もちろん両脇には大きなピスケ&うさぎも。

撮影スポットの脇に設置された「ゆるっとファッションショー」。おそらく前回と変化ないのですが、新郎新婦を眺める形で設置されているピスケ&うさぎ(なぜか遠足っぽい姿)もかわいらしいですよね。

Part4の展示も見るたびに気づきがある

(前回ご紹介した)Part4のぬいぐるみ展示。
もし一度訪問済みでも、見るたびに新しい気づきがあるので、時間に余裕があれば、いろいろな角度から眺めてみることをお勧めします。

正面から見たときの再現度の高さはもちろんですが、イラストに描かれていないところも作りこまれているのがわかります。
うさぎは椅子に座って作業をしている!服の背中が金具で留まっているところもすごい!

別のシーンでは台に乗って作業をしていますね。
こういった違いや、周囲の小物など、たくさんの気遣いの下に作られた作品であることがわかります。

渡り廊下のテディベア展示

「冬のミュージアム」の展示は、中庭、撮影スポットだけではありません。
残りの展示を見るには、これまでご紹介した展示棟から、渡り廊下で移動したミュージアムショップに移動する必要があります。

順路で言うと、次の通り。

展示室1階(ゆるっとテディベアミュージアム Part4)

展示室2階(となりのトトロ企画展)

渡り廊下

ミュージアムショップ2階(ゆるっとテディベアミュージアム Part4 -冬のミュージアム-)

※渡り廊下の存在に気づかないと、ミュージアムショップ2階の展示を見逃してしまいます

テディベアミュージアム展示棟の2階は、以前からとなりのトトロのシーンを再現したぬいぐるみ展示が継続しています。
中に入って写真を撮れる大きなネコバスがいるのですが、いつの間にか、ネコバスの身体の中を通って渡り廊下に進める仕組みになっていました。

その渡り廊下、ピスケ&うさぎの展示ではないのですが、そこもすごかった!
ガイドマップを見ると、どこのことを指しているかわかります。ピスケ&うさぎではないけど、とてつもないかわいさなので、スキップボタンは設置しません。)

なんだこれー!
神社へと続く、灯篭に照らされた道……

(このすぐ後ろにネコバスがいます)

進んでいくと手水舎(ちょうずや/ちょうずしゃ)があって……

手水鉢(ちょうずばち)はクマの模様がついている(笑)
テディベアが頑張って掃除しています。

テディベアのお地蔵様……
(中央だけぬいぐるみ)

進んでいくと、本殿に到着です。
渡り廊下が少しカーブしているので、徐々に見えてくるところも素晴らしい。

すごすぎて、文句の付け所がありません。

ちなみに、少し待つと、中央の扉が開いて……

御神体が登場(笑)

あくびしてる……

おみくじができるカプセルトイもあるのですが、売り切れになっていました。これは回したくなるので仕方がない!

渡り廊下もしっかり堪能してから、ミュージアムショップの2階へ……

ミュージアムショップ 2階

ミュージアムショップの2階は、チケット購入者と、ワークショップ参加者のみが入れる場所です。
ここでも、冬のミュージアムで追加されたぬいぐるみが展示されていました。

冬のミュージアム 追加ぬいぐるみ展示

今回の目当ての、ぬいぐるみ展示追加分!

全部で4シーンのイラストがあり、これがぬいぐるみで再現されています。

うち2シーン(上の写真で左上、右上)は1年前にも公開されていました。
今回、小うさぎ、雪だるまのぬいぐるみが販売されたことに合わせて、新たに2シーンが追加され、合計4シーンになった様です。

(下は1年前のツイート)

既存作品の1つ。うさぎ型のかまくらの中で、ピスケ&うさぎがお餅を焼いているシーン。
かまくらの中には暖かい色味の照明も点いています。

こちらも、1年前に公開されていたシーン。

ピスケの足の固定が外れて上を向いてしまっていて、直せないのがもどかしかった……(笑)

無邪気に遊ぶうさぎ。
このシーンで使われている雪だるまのぬいぐるみ(ピスケ作、うさぎ作の両方)は、今回発売されたものとは異なる、一点物です。違いを比べてみると面白いかもしれません。

ちなみに、背景に描かれている三角屋根が3つ連なった建物。

これは、伊豆テディベアミュージアムの建物です。
ミュージアムのすぐ近くで雪遊びをしているんですね。(那須テディベアミュージアムの建物も、かなり近い形をしています)

この他、下のイラストを含む2シーンの新作展示があります。(イラストは以前からあり、ぬいぐるみが新作。ぜひ訪問して見て欲しいので、載せない様にしています)

新作シーンで登場するのは、Part3~4のストーリーにも登場した女の子。ミュージアムを訪問した後、一緒に遊んでいる光景の様です。
この繋がりを理解して楽しめるのも、テディベアミュージアムに直接訪問した人だけが得られる特典です。このシーンのぬいぐるみ展示も再現度(と、密度)がすごかった!

まだある展示

ミュージアムショップの2階は、ワークショップの会場にもなっています。

ワークショップにはテディベア、トトロ、ピスケ&うさぎの3種類があり、自分だけのぬいぐるみが作れるようになっています。

新しくテディベアが生まれる場所であるため、出生後診断や身だしなみを整えるためのスペースが用意されていました。

MRIの様な見た目の装置で、ワークショップで作ったぬいぐるみの性格診断もできます。

手持ちのぬいぐるみがなかったので、サンプルとして置かれているピスケを診断してみます。

ピスケはどんな性格なのか……

診断結果が出ました!

考えていること:おかしいっぱいたべたいな!
性格:てんしんらんまん
おなか:おかわり

……ワークショップで誕生したピスケは、私たちが知っているピスケと同じ性格になるとは限らない様です。

美容室(Bearuty salon こぐま)もありました。

と思ったら、見覚えのある後ろ姿。

やっぱり、うさぎだ!

(どこをどう整えたのかわからないけど、)鏡に映るうさぎの顔はとても満足そうでした。

この様な感じで、ワークショップ参加者の方々が作ったぬいぐるみを使って楽しめるスペースがあるのですが、ワークショップに参加していなくても、たくさんの癒しを得られます。

まとめ

伊豆テディベア・ミュージアムで開催中のゆるっとテディベア・ミュージアム Part4 -冬のミュージアム-の展示の一部をご紹介しました。
Part4になってから訪問するのは2回目なのですが、飽きることは全くなく、「訪問してよかった」と心から思える内容でした。

途中でもご紹介した渡り廊下の神社の展示からも分かる様に、ミュージアムからは、テディベアへの愛、訪問者を楽しませようとするおもてなしの気持ち、の両方を強く感じます。あのレベルの展示ができるからこそ、ゆるっとテディベアミュージアムの展示も高いクオリティで継続できるのだと感じました。(「愛」以外に表現できない語彙力の低さを露呈)

伊豆テディベアミュージアム、那須テディベアミュージアム、どちらも「何かのついで」ではなく「主目的」として訪問するに値する、素晴らしい雰囲気に包まれた場所です。
興味がある場合は、イベント期間中でも、そうでなくても、一度訪問することを強くお勧めします。本当にいい場所なので……

今回追加されたガチャ(カプセルトイ)のふわふわキーチェーン(600円)。うさぎの他にピスケとテディベアがあります。手触りが最高です。

次回は、併設されているティールーム(テディズガーデン)でのコラボメニューをご紹介予定です。

created by Rinker
PARCO出版
¥1,430 (2024/12/03 10:25:29時点 Amazon調べ-詳細)

これまでのゆるっとテディベア・ミュージアム関連記事

「カナヘイの小動物」イベントレビュー

台湾・香港

2020年 台湾

2019年 台湾・香港

日本

  • この記事を書いた人

HN

キャラクター記事全般を担当しています。

-カナヘイの小動物
-, ,