ナガノのくま・ちいかわ

ちいかわの世界で「お金」を学ぶ! ちいかわ おかねのドリル をご紹介

2023-07-10

ちいかわの世界観でお金を学べる本、ちいかわ おかねのドリル をご紹介します。

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ちいかわ おかねのドリル 概要

ちいかわ おかねのドリルは、2023年6月に発売された、こどもを対象とした「お金」の使い方、計算方を学ぶ本です。対象は「入学準備~小学1年」。

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ちいかわの世界の「お金」

「ちいかわ」と「お金」には、あまり関係が無い様で、実は密接な関係がありました。

ちいかわのストーリーの中では、「労働」の対価として「お金」を得て、そのお金で食べ物や欲しいものを購入する描写がよく登場します。

ちいかわがお金を出してポシェットを購入するシーン。(ちょっとひしゃげた紙幣が愛おしい)

(ちなみに、このとき購入しなかった魚のポシェットをハチワレが身に着けていることがあります)

ちいかわが頑張って受験している「草むしり検定」も、取得すると草むしりの労働で報酬を増やす効果があります。

「なんか小さくてかわいい」ちいかわ達ですが、日々を暮らしていくためには自ずと労働をしなければならない環境に置かれている様です。

こちらは、カメラを買うことを夢見るハチワレのシーン。

欲しいカメラ(おそらく高額)を買うために、どの「労働」を何回行う必要があるのかを計算しています。

「ちいかわ お金のドリル」では、それぞれのお金(紙幣、硬貨)が持つ意味、換算方法(1円×10枚=10円×1枚)などを教えてくれて、ハチワレがしている計算ができる様になるイメージです。

ほとんどキャッシュレスで生活することが可能になった現代では、お金を見る機会がほとんどない子どももいるかもしれません。
小学校に入り環境が変わって、少額でもお金を使って何かを購入する機会もありそうです。

とは言え、小学校に入ってすぐにお金の勉強をするというわけではないはず(まずは数字の読み方からですよね)。事前にお金の基礎を知っておくことがあっても良さそうです。

意外と多い ちいかわの教育本

ちいかわ お金のドリルは主婦と生活社からの発売ですが、その他の出版社も含めると、主に子どもを対象としたちいかわの教育書籍を何冊か見つけることができました。

ちいかわ ひらがな カタカナドリル(3、4、5歳)

ちいかわ こうさくドリル(4、5、6歳)

ちいかわ ことわざ100

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ちいかわ 四字熟語(Amazonの評価数がとても多い)

ちいかわ 英会話(Amazonの評価数がとても多い)

ちいかわドリル アルファベット・ローマ字

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ちいかわドリル 小学1年生のけいさん

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ちいかわ おかねのドリル レビュー

ここからは、中身の詳細には触れませんが、ちいかわ おかねのドリルの見どころ(かわいいところ)を簡単にご紹介します。

ちいかわ おかねのドリルはB5サイズの冊子です。

子ども向けなので漢字にはふりがながふられていることがほとんどですが、表紙や中身の一部には「種類」「数え方」……の様に、保護者の方に向けて漢字をそのまま残している箇所もあります。

本の中にもその様な場所はいくつも用意されていて、子どもにただ本を読ませるだけでなく、どの様に伝えるか、本の内容の発展としてどのようなことを考えさせるか、というアドバイスも書かれています。

おかねカード……!

こんな感じのおかねカードが入っています(造幣局気分)。

紙幣の人物は鎧さん達で統一されています。
(10,000円はラーメンの鎧さん、5,000円はポシェットの鎧さん、1,000円は労働の鎧さん。2,000円はありません)

よく見ると、このデザイン、2024年に発行予定の新紙幣に合わせてあります。(下記は国立印刷局のwebページ)

実物に比べて小さいのですが、実際のお金をイメージしやすい様に、かなり寄せたデザイン。
ミシン目が入っていて、切り取れるようになっています。

なんと両面印刷。
裏面にはうさぎ(10,000円)、ちいかわ(5,000円の中央にうっすらと)、ハチワレ(1,000円)が登場します。

ここからは硬貨。硬貨は500円~1円まで、全種類用意されています。
こちらもミシン目が入っていて、モモンガの部分は切り取るとなくなってしまうのですが、それでも印刷が入っているところに遊び心を感じます。

元の硬貨のデザインに寄せつつも、うさぎ、モモンガ、などのイラストも使われています。

5円、50円は、中央に穴が開くようにミシン目が入っています。
お金に慣れ親しむための教科書なので、こういった部分には力が入れられている様です。

「くまさんポシェット風さいふ」の工作も。おかねカードの切り取りも含め、ちょっとした工作が入っていて、子どもの興味を引けそうです。

目次。

・お金を使う機会を知る(ちいかわの漫画でお金を使う様々なシーンが活きる)

・お金の種類を覚える

・お金の両替を覚える

・買い物をする(金額に合わせてお金を組み合わせる、おつり)

こういったお金を使った基本、必須のやり取りを、 ちいかわの世界観に合わせて「屋台」「ラーメン」などを題材にお金を支払うシミュレーションをしながら学べる様になっています。

「お手伝い」をちいかわの世界の「労働」に見立てた「おてつだいプレート」(せんたくたたみ、ごみすて……)を使って、労働とお金の関係を学ぶ様になっているページもありました。

すごろく、塗り絵、おかいものごっこなどの遊びも入っているので、飽きずに学べるのではないでしょうか。

中身はそんなに多くなく、おそらく数時間~1日程度で読み終わりそうです。

慣れ親しんだちいかわ達のストーリーをきっかけに、お金について学べるいい機会になりそうです。

 

ここからはただのちいかわファンとして読んだ感想です。

本の中では、ちいかわがハチワレに買ったクッキー、ハチワレと買ったカルメ焼き、鎧さんにプレゼントしたメリケンサック(笑)などにも金額が設定されています。

メリケンサックの件は面白い話ではあるのですが、それでもちいかわ達が他者を思いやって(恐らくあまり多くない)報酬の中からクッキー、メリケンサックなどのプレゼントを買ったのだと思うと、より愛おしく感じられるのでした。

まとめ

ちいかわの子ども向け学習書籍、ちいかわ おかねのドリルをご紹介しました。

特にお金について学ばせる対象の子どもがいるわけではないのですが、独自デザインのおかねシートがなんともかわいく、ちいかわグッズを紹介する時の小物になりそうだと思って購入しました。

キャラクターを使ってお金の学習をする書籍は珍しくありませんが、機械的な内容ではなく、ちいかわのストーリーを読み、理解した方が、お金を学ぶコンテンツにうまく変換しているのがわかり、作品への愛も感じられました。

紙幣に埋もれて嬉しそうなうさぎ。
(ミシン目のバリも取ってあげればよかった)

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