リーボック インスタポンプ フューリーのヒール高さを測定して、過去に測定したスニーカーと比較した記録です。
比較概要
今回はリーボックのインスタポンプ フューリー(INSTAPUMP FURY)のヒール高さを測定しました。
Wikipediaによるとインスタポンプ フューリーの登場は90年とのこと。色々な種類がありますが、最も一般的だと思われるOG(Originalの意味)を選択しています。
一番の特徴は、名前の通り、ポンプ(PUMP)でアッパー全体に空気を入れる仕組みで、これが靴紐の代わりになっています。まさにハイテクスニーカーという印象。
また、ソールの中央(足の土踏まず部分)が大きく欠けたデザイン、そしてアッパーの一部が無く足が見えるデザインも特徴になっています。
※素人採寸ですので、いずれも数mmの誤差が生じている可能性があります。また、体重による沈み込みを考慮していませんので、その点もお含みおきください。
外観
過去の測定同様に、サイズは26.0cm、右足を選んでいます。
リーボックの公式通販サイトでは、(カラーにもよりますが)22.0cm~31.0cmくらいまで販売されています。
メーカー希望小売価格は18,000円(税抜き)からある様ですが、セールなどを狙うと10,000円前後から探せることもあります。
写真のモデルの色は「カレッジネイビー/ホワイト」です。
外側(人から見える面)
内側
後ろ側
前方斜め上側
様々なデザインのモデルとカラーバリエーションがあるので、足元で特徴を出したい場合には打ってつけです。
他にも、かかと、つま先が大きく空いたインスタポンプ フューリー サンダルという夏に使いやすそうなモデルもあります。
長さは28.5cm程度。
重さは330g程度。軽い部類に入ると思います。
インスタポンプ フューリーの大きな特徴であるポンプ部分は、甲の部分に付いています。
靴を履くときは、上の写真で右側の丸い部分(「Instapump」と書かれている部分)を押して空気を入れます。
脱ぐときは、左側の少し小さい部分を押して空気を抜きます。
(シュータン部分は通常のクッションで空気が入るのは、シュータンを覆う一番外側のパーツです。)
アッパーを覆うパーツ全体、側面まで空気が行き渡る様になっています。
前述した通り、ソールにも大きな凹凸があります。
また、側面に穴が開いていて、靴下の色も含めたコーディネートが可能です。
公式サイトにオレンジ色の靴下を合わせたコーディネートがありました。
補色を合わせることで一気におしゃれになっています。
https://reebok.jp/products/DV6985/
外見のヒール高さ
測り方
ヒール高さの測定にはハイトゲージを使用しています。測り方についてはエア フォース 1の測定ページをご覧ください。
外見上のヒール高さは場所によって大きく異なります。
一番高い部分で46mmあります。エアフォース 1は40㎜でした。
側面でも、約45.5mmとほぼ変わらず。
今回はこの高さを外見上の高さとして採用することにします。
実際のヒール高さ
測り方
同じくハイトゲージを使用。測定対象に軽く当たった時点で値を読み取っていますので、体重がかかることによるゴム、布などの素材の変形は考慮していません。
測定結果は0.5mmに丸めています。(表示が10.25mmなら10.5mm、10.20mmなら10.0mm)
丸め方は同じですが、エア フォース 1を測定したよりも追加の定規を更に強く固定していますので、精度は上がっているはずです。
実測
インスタポンプ フューリーのカップインソールは取り外し可能なタイプです。
特に新品はインソールと本体との間に浮きが出やすいため、取り外せない場合を除き、本体とインソールを別々に測定することにしています。
インソールなしの高さは約34mmでした。
インソール部分の厚みは5.5mmでした。
合計すると約39.5mmあることになります。
参考にカップインソールありのままでも測定してみたところ、約39mmになりました。
外見のヒール高さ45.5㎜に対し、実際のヒール(39.5mm)は6㎜程度低いことになります。
エア フォース 1の場合は外見のヒール高さ40mm、実際のヒールが35mmでした。
ヒールはエア フォース 1よりも高い
リーボック インスタポンプ フューリー:39.5mm(インソール込み、取り外すと34mm程度)
ナイキ エア フォース 1:35.0mm(インソール込み、取り外すと29.5mm程度)
ということで、ヒールはエア フォース 1よりも高く、かなりヒールが高い部類になると思われます。
まとめ
リーボック インスタポンプ フューリーのヒール高さを測定しました。(下記はいずれも26.0cmを測定)
メーカー | 実際のヒール高さ | 外見のヒール高さ | 希望小売価格 (税抜き) | ショッピングサイト | |
なし | あり | ||||
リーボック | 34.0mm | 39.5mm | 45.5mm | 18,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
ナイキ | 33.0mm | 38.0mm | 44.5mm(32~46mm) | 12,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
オニツカタイガー | - | 32.0mm | 26.0mm | 13,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
ニューバランス | 28.0mm | 33.0mm | 26.5mm | 13,800円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
ニューバランス | 29mm | 34.5mm | 27mm | 9,900円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
ナイキ エア フォース 1 | 30mm | 35mm | 40mm | 10,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
コンバース オールスター | - | 19mm | 33mm | 5,800円~ |
- リーボック インスタポンプ フューリーの外見上のヒール高さは45.5mmあるのに対し、実際のヒール高さは39.5mm程度(インソール込み)
※素人採寸ですので、いずれも数mmの誤差が生じている可能性があります。また、体重による沈み込みを考慮していませんので、その点もお含みおきください。
ヒール高さは39.5mmと、高い部類であることがわかりました。(調べてきたところでは、だいたい30mmくらいからヒールが高いスニーカーという印象を受けます。)
前回測定したエアマックス 90同様、ハイテクシューズのヒールは高いものが多そうです。
また、外見上のヒール高さも含めて考慮すると、ニューバランスの996、574は外見上のヒール高さよりも実際のヒール高さの方が大きく、「明確な上げ底」の印象を受けにくいと考えられます。
ヒールが高いスニーカーが欲しいけど、インソール追加までしたくないという場合に、ご参考にして頂ければ幸いです。
※まとめページを作りました