ホカオネオネ ボンダイ6(BONDI 6)のヒール高さを測定した記録です。
比較概要
今回はホカオネオネ ボンダイ6(BONDI 6)を測定しました。
初のホカオネオネ。ランニング用のシューズを多く販売しているメーカーで、どのシューズもボリュームがあるソールのデザインをしていることが特徴です。
今回選択したボンダイ6は、商品紹介ページでも「最大級のクッション機能」を強調されているシリーズです。
https://www.hokaoneone.jp/bondi-6/1019269.html
価格は税込み23,100円。サイズはメンズだと25.0cm~30.0cmですが、レディースでも展開があり、こちらは22.0cm~25.0cmまである様です。
現在は、後継のボンダイ7(BONDI 7)の方が入手しやすいと思います。ソールデザインはほぼ同じである様に見えるので、ヒール高さも同等であると思われます。
※素人採寸ですので、いずれも数mmの誤差が生じている可能性があります。また、体重による沈み込みを考慮していませんので、その点もお含みおきください。
外観
過去の測定同様に、サイズは26.0cm、右足を選んでいます。
今回選択したのはホワイト / ホワイトリフレクティブのモデルで、「1019269」という商品番号です。
外側(人から見える面)
ソールの厚さに強いインパクトがあります。外見上のヒール高さが、くるぶし部分の高さの半分以上になっているのは珍しいですね。
内側
厚みのあるソールですが、しなやかさを維持するための溝はたくさん彫られています。
後ろ側
靴を履くときにかかとを引っ張るタブ部分が明確な輪の形状をしているところも珍しいですね。
前方上側
アッパー全体がメッシュ構造で、いかにもランニングシューズという感じ。通気性はかなり良さそうです。
ヒールからつま先までの長さは約28.5cm。
(写真ではわかりにくいですが、かかとの後端を0cmの位置に合わせています)
重さは289g程度。
公式ページには310.00gとの記載がありますが、これはもっと大きいサイズの測定結果だと思われます。レディースのページには246.00gと記載がありました。ランニングシューズということもあり、かなり軽く作られている様です。
ちなみにエア フォース 1は415gでした。
その他の角度の写真も貼っておきます。
外見のヒール高さ
測り方
ヒール高さの測定にはハイトゲージを使用しています。測り方についてはエア フォース 1の測定ページをご覧ください。
外見上のヒール高さは一番高いところ(側面)で57.5mmありました。
一番後ろの部分は、少し低く54.5mmです。
実際のヒール高さ
測り方
同じくハイトゲージを使用。測定対象に軽く当たった時点で値を読み取っていますので、体重がかかることによるゴム、布などの素材の変形は考慮していません。
測定結果は0.5mmに丸めています。(表示が10.25mmなら10.5mm、10.20mmなら10.0mm)
丸め方は同じですが、エア フォース 1を測定したよりも追加の定規を更に強く固定していますので、精度は上がっているはずです。
実測
ボンダイ6のインソールは取り外し可能なタイプです。
特に新品はインソールと本体との間に浮きが出やすいため、取り外せない場合を除き、本体とインソールを別々に測定することにしています。
インソールなしの高さは約36.0mmでした。
インソールの厚みは5.5mmありました。合計すると、約41.5mmとなります。
参考にインソールありのままでも測定したところ、約42.0mmになりました。
外見のヒール高さ57.5mmに対し、実際のヒール(41.5mm)は16.0mm程度低いことになります。
エア フォース 1の場合は外見のヒール高さ40mm、実際のヒールが35mmでした。
ヒールはエア フォース 1より高い
ホカオネオネ ボンダイ6:41.5mm (インソール込み、取り外すと36.0mm程度)
ナイキ エア フォース 1:35.0mm(インソール込み、取り外すと29.5mm程度)
ということで、厚底で有名なエア フォース 1より高く、インソールなしでも35.0mmとかなり高いです。
まとめ
ホカオネオネ ボンダイ6のヒール高さを測定しました。(下記はいずれも26.0cmを測定)
メーカー | 実際のヒール高さ | 外見のヒール高さ | 希望小売価格 (税抜き) | ショッピングサイト | |
なし | あり | ||||
ホカオネオネ | 36.0mm | 41.5mm | 57.5mm | 21,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
ナイキ | 37.5mm | 42.5mm | 49.0mm | 17,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
リーボック | 34.0mm | 39.5mm | 45.5mm | 18,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
ニューバランス | 28.0mm | 33.0mm | 26.5mm | 13,800円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
ナイキ エア フォース 1 | 30mm | 35mm | 40mm | 10,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
コンバース オールスター | - | 19mm | 33mm | 5,800円~ |
- ホカオネオネ ボンダイ6の外見上のヒール高さは57.5mmあるのに対し、実際のヒール高さは41.5mm程度
※素人採寸ですので、いずれも数mmの誤差が生じている可能性があります。また、体重による沈み込みを考慮していませんので、その点もお含みおきください。
ヒール高さは41.5mmと、一般的なスニーカーと比較してもかなり高いことがわかりました。(調べてきたところでは、だいたい30mmくらいからヒールが高いスニーカーという印象を受けます。)
また、外見上のヒール高さも含めて考慮すると、実際のヒール高さは16㎜程度低いことになり、周囲から見た印象ほどヒールがないとも言えます。(ほとんどのスニーカーが外見上のヒール高さの方が大きいのですが、これほど差があるスニーカーは珍しいです)
ニューバランスの996は外見上のヒール高さよりも実際のヒール高さの方が大きく、「明確な上げ底」の印象を受けにくいと考えられます。
ヒールが高いスニーカーが欲しいけど、インソール追加までしたくないという場合に、ご参考にして頂ければ幸いです。
※まとめページを作りました
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