台湾・高雄で開催されているイベント、ピスケとうさぎと遊べる卡娜赫拉的小動物-夢之遊樂園-をご紹介します。
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卡娜赫拉的小動物遊樂園 イベント概要
カナヘイの小動物の代表的キャラクター、ピスケとうさぎ。日本国内での活躍は言うまでもありませんが、台湾でも人気があります。
今回ご紹介するのは、台湾・高雄のショッピングモールで開催されているイベントの卡娜赫拉的小動物-夢之遊樂園-。
開催場所:統一夢時代百貨高雄店(高雄市前鎮區中華五路789號號)
開催期間:2022/12/16~2023/2/28 (ポップアップストアは2023/2/6まで)
URL(統一夢時代百貨高雄店):http://www.dream-mall.com.tw/
卡娜赫拉的小動物-夢之遊樂園-は、簡単に書くと次の内容のイベントです。
ショッピングモールの広場を使った、
・ピスケ&うさぎでデコレーションされた(主に子ども向けの)小規模な遊園地
・ピスケ&うさぎの台湾グッズが買えるポップアップストア
中国語での表記について
「カナヘイ」は中国語で「卡娜赫拉」。(Google翻訳で発音を聞くと「カナヘイ」というよりは「カナフラ」に近い)
「カナヘイの小動物」は「卡娜赫拉的小動物」となります。
「夢之遊樂園」は「夢の遊園地」なので、「卡娜赫拉的小動物-夢之遊樂園-」を訳すと「カナヘイの小動物 夢の遊園地」といった感じでしょうか。
(私は中国語ができないので、定かではありません)
開催場所の統一夢時代百貨高雄店にちなんで「夢の」という名前になっているのだと推察します。
ちなみに、ピスケは「P助」、うさぎは「粉紅兔兔」(「粉紅」が「ピンク」なので、「ピンクのうさぎ」という意味)と表記されます。
「P助與粉紅兔兔」で、「ピスケとうさぎ」になります(「與」が「&」の意味の「と」)。
卡娜赫拉的小動物-夢之遊樂園- イベントの様子
統一夢時代百貨高雄店
イベントが開催されているのは、台湾・高雄にあるショッピングモール、統一夢時代百貨高雄店(Dream mall)。
高雄は台湾の南部にある都市で、台北に次ぐ大都市と言われています。
台北から台湾高速鉄道(台灣高鐵)で行くこともできますし、日本から高雄国際空港までの直行便も多く飛んでいます。
ちなみに、ピスケとうさぎは、上述した台灣高鐵と過去にコラボ済みです(現在は終了)。
最寄り駅は高雄捷運紅線(Red Line)の凱旋駅(カイシュェン駅、Kaisyuan Station)。駅から徒歩13分程度の場所にあります。
台北からだと、台灣高鐵の新左営駅(しんさえい駅、Xinzuoying)まで移動したあと、併設されている左営駅(さえい駅、Zuoying)から高雄捷運紅線(Red Line)に乗り換えます。
駅からショッピングモールの隣にある夢時代駅(Dream mall station)までライトレールも走っているので、これに乗ると、ほとんど歩くことなく到着します。
私は凱旋駅から歩いています。周囲に大きな建物があまりないので、歩いている時点で統一時代百貨高雄店の存在に気づきます。
大きすぎて笑ってしまうのですが、左のクリーム色の建物、中央左の茶色の建物、中央右の建物、全部含めて一つのショッピングモールです。
更に言うと、ピスケとうさぎがいる遊園地は、中央右の建物の、更に奥にある建物の前にある広場です。うん、ライトレールに乗った方がいい!
長いショッピングモールの通路に掲げられたタペストリー。
広場を大きく使った場所に、うさぎの姿を発見!
遊園地の様子
数メートルある、うさぎの大きなバルーン。うさぎの前で写真を撮る方が後を絶ちません。
おそらく2023年(うさぎ年)に合わせて、うさぎの衣装に身を包んだピスケとうさぎ、小うさぎ。
よく見ると、ピスケとうさぎが持っているバルーンがちょっと動いている……
裏側。すごーく微妙な動きなのですが、裏にモーターが付いていて、可動式になっていました。
隣にあるのは、うさぎの顔が付いた観覧車。こちらも周り続けています。
イベントのイラストにも使われている、ピスケとうさぎの石像のイラストは、柵に隠れてちょっと目立たなくなっていました(笑)
遊園地には7つのアトラクションがあります。
まず、うさぎの後ろに見えるのは、メリーゴーランド。
ピスケとうさぎ、そしてカナヘイさんイラストの馬で飾り付けられています。
この遊園地全体に共通なのですが、既製品の移動型遊園地をピスケ&うさぎでデコレーションしているイメージです。
イラストが付いた馬はただの柱(乗れない)で、右側にいるリアルな馬に乗れる様になっています。
メリーゴーランドにはピスケとうさぎの姿も見ることができます。
次に見えるのは、魚釣りゲーム。
どこかで見たことがあるようなゲームですね。
釣り場が2つあり、1つはピスケ、もう1つはうさぎが釣りをしていました。
ちなみにイラストはリバーシブルです。
次に見えたのは、遊園地の定番、ティーカップ。
中央にあるティーポットもピスケ&うさぎ仕様ですね。
ティーポットが反対側を向いたとき、よく見てみると、ピスケの部分が一度取れてしまったのか、テープでざっくりと(笑)貼り付けられていました。
少し配線の様なものが見えるので、もしかしたら夜になったら光るのかもしれません。
席によっては、ねーねーねこと相席もできます。
ピスケとうさぎの席もあるのですが、どの方もピスケとうさぎがいる席に座るので、写真は撮れませんでした。
(みんなピスケとうさぎが好きで遊園地に来ている、っていうことですよね)
こんな乗り物もあります。
イメージとしては、宙に浮くタイプのティーカップです(中央の黒い部分を操作すると、台座ごと回転。上下には動きません。)。
バルーンにもピスケ&うさぎが描かれていました。
ゆりかごタイプの、怖くないアトラクション。1つ上でご紹介したアトラクションを、更に簡素にしたイメージです。
席によっては、うさぎのぬいぐるみが置かれていました。
飛行機タイプのアトラクション。
(たぶん、この中では一番怖い)
こちらも、席によってはピスケ&うさぎと相席です。
最後はバイキング。
かなり小さなものなのですが、これはこれで回転半径が小さく、怖そうに見えました。
チケットは、中央にある售票處(チケット売り場)で購入します。
全ては見ていないのですが、見た範囲では、1人、1回アトラクションに乗るのに1点必要になっていました。
チケットを単独で購入すると、1点100台湾ドル。枚数を多く購入すると、20点900台湾ドルで購入できる様です。
ポップアップストアの様子
併設されたポップアップストア。こちらは2023/2/6までの営業です。
ポップアップストアの中には常に人がいて、すれ違うのが難しいほど。
台湾のポップアップストアは、日本で販売されていない商品を多く取り扱っているので、見ていて楽しいです。
このイベントのイラストをそのまま使ったグッズはほとんどありませんでしたが、このイベントのイラストを使ったグッズに加え、台湾で最近開催されたイベントのグッズ(日本でいう「ゆるっとほっこりフェア」のイメージですが、台湾独自デザイン)を寄せ集めて販売している様な印象です。
写真を入れたプリントシールを作れる機械。
時計ブランドともコラボしています。
シックでかわいいデザインです。
うさぎの形の鉢。
アルコールランプの様な方式で水を吸い上げて供給してくれます。
台湾ならではのグッズ、ヘルメット。
イラストには、感染症の予防を意識した様なものもあります。(左のうさぎもマスクをしている)
台湾独自のカレンダー商品もあります。
それぞれの月のページにタブが付いているほか、右側は自分の気持ちを表現するページになっています。
立体になったうさぎの顔の部分は細長い器の様な形をしていて、ボールペンなどを挿せる様になっています。
台湾独自のフィギュア(とても出来がいい)も、何シリーズも販売されています。
(揺れてしまったのか、転んでいるピスケ、うさぎがいますね)
フィギュアは台湾のセブンイレブンでも販売している場合があるので、イベントに行けなくても、訪問した際には確認してみて下さい。
まとめ
ピスケとうさぎが台湾・高雄で活躍するイベント、卡娜赫拉的小動物-夢之遊樂園-の様子をご紹介しました。
遊園地はほとんどが「怖くない」アトラクションで、利用者のほとんどが子ども、または親子だった様に思います。
オープン時間の直後だったので人が少ないところを撮影できましたが、時間が経つにつれて人が増えて、待ち時間も発生するくらい盛況になっていました。ピスケとうさぎが親子の思い出作りまでお手伝いしていると考えると、とてもうれしく思います。
遊園地のチケット売り場。
ちょっと雑に片耳をテープで固定されたうさぎの顔が気になりました(笑)
台湾の方々に愛される2匹の様子が、現地スタッフの方を通して作者のカナヘイさんにも伝わっていることを願っています。
同時期に訪問した台湾のイベントをご紹介しています。
2020年までにご紹介した台湾でのイベントの記事は、下にまとめてあります。