ドクターマーチン 1461 3ホールシューズのヒール高さを測定した記録です。
比較概要
今回はドクターマーチン 1461 3ホールシューズ(Dr.Martens 1461)を測定しました。
以前からリクエストがあり、測定したいと思っていたドクターマーチン。今回やっと機会を得ることができました。
重い印象になりがちな黒い革靴ですが、黄色のステッチ、少し黄色みがかったソールで、普段着にも合わせられる定番シューズになっています。
「1461」のネーミングは、このシューズが1961年4月1日に誕生したため。
今となっては完全に「定番」になっていて、男女問わずサイズが用意されています。
公式サイトで見る限り22cm~32cm(1cm刻み)まで用意されているので、多くの方が自分に合うサイズを見つけられますし、履きつぶしてもまた同じものを購入できるのも強みです。
定価は23,100円(2022年8月)。写真の黒+黄色ステッチのカラーリングが有名ですが、その他のカラーリングも用意されています。
1461 BLACK
1461 WHITE STITCH(ステッチ色が白)
1461 MONO(ステッチ色が黒)
1461 BURGUNDY(アッパーの色がバーガンディー)
その他にもたくさんのバリエーションがあります。
※素人採寸ですので、いずれも数mmの誤差が生じている可能性があります。また、体重による沈み込みを考慮していませんので、その点もお含みおきください。
外観
過去の測定同様に、サイズは26.0cm、右足を選んでいます。
外側(人から見える面)
厚みのあるソールと、黄色のステッチが特徴。
ビジネスシューズなどの革靴と比べると、ソールの先端まで厚みが続くところが特徴です。
内側
外側と同じく、シンプルなデザインです。
黄色のステッチはぐるりと一周周っています。
後ろ側
前方上側
ボリュームがあるプレーントゥのつま先が特徴で、ワイドパンツと相性が良さそうです。
紐を通す場所は外羽根になっていて、紐を縛る強さを変えることで、甲の高さの違いに対応できます。
光沢感は強くないので、上品な印象もありますね。
ヒールからつま先までの長さは約29cm。
(写真ではわかりにくいですが、かかとの後端を0cmの位置に合わせています)
重さ
重さは550g程度。皮革のアッパー、厚めのソールが重さに貢献しています。
ちなみに、以前測定したエアフォース1で415g程度でした。
靴底
ドクターマーチンの特徴の1つになっている、少し黄色が入った分厚いソール。
底から見ると、少し透けていることが分かります。
しっかりと溝が入っていて滑りにくく、耐久性にも評判があります。
その他アングル
参考に、その他アングルからの写真も載せておきます。
外見のヒール高さ
測り方
ヒール高さの測定にはハイトゲージを使用しています。測り方についてはエア フォース 1の測定ページをご覧ください。
アッパーとの境界部分で、40.5mm。
後端に行くと41mmありました。個体差かもしれませんが、後ろに行くにかけて少しずつ高くなっているのかもしれません。
縫い目よりも下、角ばった部分で32.5mmありました。
実際のヒール高さ
測り方
同じくハイトゲージを使用。測定対象に軽く当たった時点で値を読み取っていますので、体重がかかることによるゴム、布などの素材の変形は考慮していません。
測定結果は0.5mmに丸めています。(表示が10.25mmなら10.5mm、10.20mmなら10.0mm)
丸め方は同じですが、エア フォース 1を測定したよりも追加の定規を更に強く固定していますので、精度は上がっているはずです。
実測
ドクターマーチン 1461のインソールは取り外し不能なタイプです。
革靴では一般的だと思います。
ヒールの高さは42.5mmでした。
前述の通り、ソール部分は後ろに向かって緩やかに高くなっていたので、後端はもう少し高くなりそうです。
外見のヒール高さが40.5mmなのに対し、実際のヒールは42.5mmと、大きく差がない結果になりました。
エア フォース 1の場合は外見のヒール高さ40mm、実際のヒールが35mmでした。
ヒールはエア フォース 1よりも高い
ドクターマーチン 1461 3ホールシューズ:42.5mm (インソール取り外し不可)
ナイキ エア フォース 1:35.0mm(インソール込み、取り外すと29.5mm程度)
ドクターマーチン 1461のヒール高さはナイキ エアフォース1よりも高いです。
カジュアルシューズとしてはかなり高いヒールでした。
まとめ
ドクターマーチン 1461 3ホールシューズのヒール高さを測定しました。(下記はいずれも26.0cmを測定)
メーカー | 実際のヒール高さ | 外見のヒール高さ | 希望小売価格 (税抜き) | ショッピングサイト | |
なし | あり | ||||
ドクターマーチン | - | 42.5mm | 40.5mm | 23,100円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
19.0mm | 23.5mm | 28.0mm | 8,990円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す | |
37.5mm | 42.5mm | 49.0mm | 17,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す | |
34.0mm | 39.5mm | 45.5mm | 18,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す | |
28.0mm | 33.0mm | 26.5mm | 13,800円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す | |
ナイキ エア フォース 1 | 30mm | 35mm | 40mm | 10,000円~ | Amazonで探す 楽天市場で探す Yahooショッピングで探す |
コンバース オールスター | - | 19mm | 33mm | 5,800円~ |
- ドクターマーチン 1461 3ホールシューズの外見上のヒール高さは40.5~41.0mmあるのに対し、実際のヒール高さは42.5mm程度
※素人採寸ですので、いずれも数mmの誤差が生じている可能性があります。また、体重による沈み込みを考慮していませんので、その点もお含みおきください。
ヒール高さは42.5mmと、一般的なスニーカーと比べると高いことがわかりました。
調べてきたところでは、だいたい30mmくらいからヒールが高いスニーカーという印象を受けます。
また、外見上のヒール高さも含めて考慮すると、ニューバランスの996は外見上のヒール高さよりも実際のヒール高さの方が大きく、「明確な上げ底」の印象を受けにくいと考えられます。
ヒールが高いスニーカー(シューズ)が欲しいけど、インソール追加までしたくないという場合に、ご参考にして頂ければ幸いです。
※まとめページを作りました
番外編
ビジネスシューズ(革靴)のヒール高さ測定
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